コミュ障が抱える悩みの中で代表的なものと言えば人見知りです。
ボクも極度の人見知りだったので、その苦労は痛いほど理解できます。
あなたはここまで人見知りであることに随分と悩んできたのでしょう。
そして、人見知りを治したいと本気で考える中でコミュ部にたどり着いてくれました。
その思いにボクは何とか応えたいと思います。
人見知りにも色んなタイプが存在し、原因と治し方も違ってきます。
そこで今回は、大人の人見知りを治す方法を原因別に詳しく解説します。
あなたに当てはまるものが必ずあるはずなので、ぜひじっくり記事を読んで欲しいと思います。
人見知りとは
人見知り(ひとみしり、英:Shyness)とは、従来は子どもが知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌がったりすることである。大人の場合は「内気」・「照れ屋」・「はにかみ屋」・「恥ずかしがり屋」「コミュ障」の言葉をあてるのが標準的である。社会心理学では、社会的場面における上記の行動傾向をシャイネスという。
Wikipedia
人見知りの原因
人見知りと一括りに言っても様々な要因があります。
まずは人見知りの原因を見ていきましょう。
人見知りの主な原因は以下の通りです。
- 初対面の人が苦手
- 人と話すのが苦手
- 警戒心が強い
- 自分の評価が気になる
- 傷つくことを恐れている
- コンプレックスがある
- 自己主張ができない
- 嘘がつけない
- 過去に人間関係のトラウマがある
- 人と接する機会が少ない
あなたに該当する原因はこの中にあったでしょうか?
おそらく、一つではなく複合的に絡み合っているのではないでしょうか?
大人の人見知りは、様々な原因が複雑に絡み合い、それらを一つひとつ丁寧に解決していかなければなりません。
では早速その原因と治し方について一つずつ詳しく解説します。
初対面が苦手
人見知りの人は初対面が苦手な人がほとんどです。
初対面が苦手な人が人見知りになる主な原因
- 相手にどう見られているか気になる
- 恥ずかしがり屋
- 他人と話すのが苦手
- 緊張する
- 相手に良く見られたい
初対面が苦手な原因は、他人の目を気にし過ぎているせいです。
実際には他人はそこまであなたを見ていません。
なぜ、あなたは他人の目を気になるのでしょう?
それは、あなたは自分に自信がないからです。
本人の自分に対する評価が低いため、他人も自分に対して低い評価をすると思っているのです。
初対面が苦手な人が人見知りを治すには、自己評価を上げることが必要です。
ありのままの自分を自分自身でしっかり受け止め、良いところは認め、悪いところは改善していくことで、自分自身の評価を上げることができます。
自分に良いところなんてないと言う人は、他人褒められたことや、過去に上手くいった成功体験を思い出しみましょう。
あなたはここまで様々な苦難を乗り越え立派に生き延びてきました。
それは紛れもない事実であり、一つの成功体験として素直に自分を認めるべきです。
それでも認められないというのなら、今から認められるような自分を作るしかありません。
「今あなたは何ができれば自分を褒めてあげられるでしょう?」
その答えが出たら、実際に行動してやり遂げましょう。
そして、やり遂げた自分を思いっきり褒めてあげましょう。
他人と話すのが苦手
他人と話すことが苦手なために、人見知りになってしまう人は非常に多いです。
他人と話すことが苦手な人が人見知りになる主な原因
- 口下手
- 自分の思っていることが口に出せない
- 相手の反応が気になって話せない
- 緊張する
- 恥ずかしがり屋
他人と話すことが苦手な人は、上手く話さなければならないと思い込んでいます。
上手く話さなければならないと思えば思うほど、緊張し、自分の思っていることが口に出せず、どんどん話すことが苦手になっていきます。
他人と話すことが苦手な人が人見知りを治すには、まず関係性を築くことに注力することです。
他人と話すことが苦手な人は、上手く話さなければならないという観念に囚われ過ぎて関係性に意識が向いていません。
相手との関係性に意識が向くようになると、あなたは話すことが苦手なことなど気にならなくなります。
その証拠に、他人と話すのが苦手なあなたでも一人くらいはリラックスして話せる人がいるはずです。
なぜあなたはその人には苦手意識を持たずに気兼ねなく話すことができるのでしょう?
それは、信頼関係が構築されているからです。
関係性さえしっかり構築できれば、あなたは構えずに話すことができるようになれるし、相手もあなたのことを受け止めてくれます。
ではどうすれば知らない他人と関係性を築けるようになるのか?
他人と話すことが苦手な人がすぐに関係性を築けるようになる方法を教えます。
それは、相手の話をしっかり聴くことです。
そして、共感すること。
「たったそれだけ?」と、あなたは思うかも知れませんが、これは最強に効果のある方法なのでぜひ試して下さい。
人というのは基本的にまず自分が受け入れられていると実感しなければ、相手を受け入れたりはしません。
ボク自身、他人と話すことが苦手だった頃、とにかく相手の話を最後まで聴き、共感することに徹することで、その日に会った人でもすぐに関係性を築けるようになりました。
相手があなたのことを自分の良き理解者だと認識すれば、関係性はすぐに構築されます。
関係性さえ構築できれば、あなたも話すのが苦手なことなど忘れて相手と気兼ねなく話せるようになります。
警戒心が強い
警戒心が強い人が人見知りになるのは、内面的に悩みを抱えているため、他人に心を開くことができないからです。
警戒心が強い人が人見知りになる主な原因
- 慎重
- 臆病
- 自分に自信がない
- 初対面が苦手
- 過去の出来事が原因
警戒心が強い人が人見知りを治すには、警戒心を解くことが必要ですが、それが簡単にできれば苦労はしません。
しかし、このまま警戒心を強く持ち続けていると、あなたは人見知りを治す前に、誰からも相手にされなくなってしまうかも知れません。
なぜなら、警戒心が強い人は近寄り難い雰囲気を出しているため、他人はあなたを敬遠してしまうからです。
警戒心が強い人が人見知りを治すには、他人に対して好印象を与えることです。
いきなり警戒心を解き、他人に心を開くことができなくても、好印象を与えることはできます。
例えば、
- 自分から挨拶をする
- 笑顔を心掛ける
- 感謝を伝える
これくらいならあなたにでもできるはずです。
相手があなたに対して好印象を持ってくれれば、たとえあなたが人見知りだとしても、相手はあなたに理解を示してくれるようになります。
自分のことを理解してもらえれば、あなたも相手に対して少しずつ警戒心を解いていけるはずです。
自分の評価が気になる
自分の評価が気になる人は、自分が他人からどう見られているか気になり過ぎて人見知りになっています。
自分の評価が気になる人が人見知りになる主な原因
- 思い込みが激しい
- 完璧主義
- 承認欲求が強い
- 自分に自信がない
- 自分が嫌い
自分の評価が気になる人は、実は他人の評価ではなく、自分が下す評価に振り回されていることが非常に多いです。
自分が気にしているから、他人も気にすると思い込んでいるのです。
自分の評価が気になる人が人見知りを治すには、客観的な視点を持つことです。
客観的な視点を持つコツは、他人の立場から自分自身をよく見てみることです。
他人の立場から自分自身を見たら、「それは思い込み過ぎだよ・・」と自分の思考の偏りに気付くはずです。
他人の立場から自分自身を見る簡単な方法を教えます。
- イスを2つ用意し向かい合わせにする
- まず一方のイスに座り自分の評価について思うことを向かいに他人が座っているとイメージして話してみましょう
- 次に向かいのイスに座って先ほどあなたが話しかけたことを他人になりきって受け止めます
- 受け止めてみて、他人ならどう思うか考え、向かいに座っているあなたをイメージしてアドバイスしてあげましょう
- 今度はまた自分のイスに座って先ほど他人がくれたアドバイスをあなた自身が受け取りましょう
- 受け取ってみてあなたの中でこれまでと捉え方や感じ方が変わればそれを素直に認めましょう
- 最後にアドバイスしてくれた他人に感謝を伝えましょう
客観的に自分を見ることができれば、あなたはあなた自身が作り出した「〇〇でなければならない」という固定観念から解放されます。
傷つくことを恐れている
人見知りの人は他人と関わることで自分が傷つくことを恐れています。
傷つくことを恐れていることが人見知りになる主な原因
- 思い込みが激しい
- 完璧主義
- 臆病
- 自分に自信がない
- 対人関係で過去に傷ついた経験がある
傷つくことを恐れていては前に進むことはできません。
そんなことはあなたも重々承知のはずです。だけど行動に移せないから困っている。
それで敢えて言わせてもらいます。あなたは勇気を出して行動するしかありません。
傷つくことを恐れている人が人見知りを治すには、勇気の使い方を学ぶことです。
勇気というのものは勝手に身に付くものではありません。
筋肉と同じです。
マッチョな体を手に入れるには日々のトレーニングを欠かせませんよね。
勇気もそれと同じです。
勇気を身につけるには、行動と経験を積み重ねていかなければなりません。
「でも行動できないから困っているのに・・」とあなたは感じていると思いますが、安心して下さい。
あなたが行動できないのは大きな案件です。
ここでいう行動とは、失敗してもかすり傷程度で済む小さな行動のことです。
例えば、
- 仲良くなりたい人を自分から食事誘ってみる
- 街コンに一人で参加してみる
- 一人旅に出かけてみる
「そんな小さいこと?」とあなたは思うかも知れませんが、小さなことでも行動すれば確実にあなたの勇気の経験値は上がります。
これを積み重ねていくとあなたの勇気は必ず大きく、そして強いものになっていきます。
コンプレックスがある
人見知りの人のほとんどが、何かしらのコンプレックスを抱えています。
コンプレックスがある人が人見知りになる主な原因
- 人の目が気になる
- 思い込みが激しい
- 自信がない
- 自分が嫌い
- 過去にコンプレックスで傷ついている
コンプレックスのない人間など存在しません。
背が低い、ニキビがある、太っている、薄毛であるなど、人は必ず何かしらのコンプレックスを持っているものです。
外から見れば完璧だと思える人でも必ずコンプレックスはあります。
コンプレックスがあるのは皆同じですが、コンプレックスによって制限される人生は辛い。
逆にコンプレックスがあることで人生を豊かにしている人も存在します。
あなたの周りでもコンプレックスをさらけ出し、生き生きと輝いている人がいるのではないでしょうか?
その人を見てあなたは何を感じるでしょう?
その潔さと時に自虐ネタで周りを和ます姿に、とても魅力を感じるはずです。
コンプレックスがある人が人見知りを治すには、コンプレックスを武器に変えることです。
ボクもコンプレックスの塊のような人間で、ずっと自分を否定し、好きになることができませんでした。
しかし、コンプレックスに対する見方や捉え方を変えることで、仕事、お金、対人関係のすべてにおいて信じられないくらいの成果を手にれることができるようになりました。
現にコミュ障で引きこもりだったボクが、そのコンプレックスを武器に、今こうしてあなたのお役に立つことができています。
あなたがどんなコンプレックスに悩んでいるか分かりませんが、それは捉え方次第で必ず武器にすることができます。
コンプレックスを武器に変える方法を教えます。
以下の質問を自問して下さい。
- コンプレックスがあることで得していることは何か?
- コンプレックスがあることで人に役に立つことは何?
- コンプレックスがある自分を褒めるとしたら?
- 同じコンプレックスがある人から自分を見たら?
- コンプレックスがなければ出会えなかったヒト・モノ・コトは何か?
おそらく、最初は「そんなものあるわけない!」と思うでしょう。
しかし、諦めず自問し続けて下さい。
必ず答えは出てくるはずです。
自己主張ができない
人見知りな人は、自己主張ができずにいつも損をする傾向があります。
自己主張ができない人が人見知りになる主な原因
- 自分の思っていることが言えない
- 周りに遠慮する
- 口下手
- 相手に気を使い過ぎる
- 相手に良く思われたい
自己主張ができない人は相手の反応を気になり、自分の感情と常に葛藤しています。
「本当はこう言いたい・・」「本当はこうしたい・・」という考えが浮かんでも、そうすることで相手に何か思われるんじゃないか・・という感情が生まれると、主張できなくなります。
自分の考えを殺し、他人に良く思われる選択肢を取り続けていると、あなたは他人の人生を生きることになります。
自己主張ができない人が人見知りを治すには、自分の考えと感情を分けて捉えることです。
あなたが自己主張できないのは、思考と感情を一括りにしているからです。
実は、頭に浮かぶ「考え」とそれに対して浮かんでくる「感情」は切り離すことができます。
これらを切り離すことで両者に一定の距離を置くことができるので、行動が起こしやすくなるのです。
考えと感情を切り離すにはコツがあります。
それは、考えが浮かんだ後に、よく表れるサインをキャッチすることです。
そのサインとは、「でもなぁ・・」という感情です。
この「でもなぁ・・」はあなたの行動を邪魔する元凶です。
例えば、あなたがファッション雑誌を読んでいて、素敵なピンクのワンピースが目に飛び込んできたとします。
大好きなピンク色で、デザインも可愛らしいく、ずっと着てみたかった理想のワンピースです。
あなたの頭の中には「これ欲しいなぁ・・買おうかなぁ・・」という考えが浮かびます。
しかし、次の瞬間、「でもなぁ・・」という感情がどこからともなく表れてくる。
そして・・
「この歳でピンクのワンピースなんか着たら周りに何言われるか分からない・・」
「きっとみんな私を見て陰で噂するに違いない・・」
「私にはピンクのワンピースは似合わない・・」
このように、「でもなぁ・・」という感情が表れると、せっかく理想のワンピースが見つかって買いたいと思ったのに、それはなかったことにされてしまうのです。
だから、「でもなぁ・・」というサインが表れたら、それを見逃さずにキャッチしましょう。
キャッチできたら、まずは一息つく。
次に、「でもなぁ・・」をじっくり検証してみましょう。
例:「この年齢でピンクのワンピースを着たら本当におかしい?」
- その根拠は?
- 同世代でピンクのワンピースを着ている人は?
- 具体的に誰におかしいと噂されると思う?
- 仮におかしいと思われたら何がダメなの?
- ピンクのワンピースを着ることを共感してくれる人は誰?
- このことを誰に相談したら納得いく答えをくれそう?
などなど、「でもなぁ・・」について検証してみましょう。
ほとんどの場合は、「でもなぁ・・」は、あなたの思い込みに過ぎないということが分かるはずです。
思い込みにあなたの大事な人生を奪われてはいけません。
あなたは堂々と大好きなピンクのワンピースを着ていいのです!
嘘をつけない
人見知りの人は、嘘をつくことができないため、人間関係に苦しんでいます。
嘘をつけない人が人見知りになる主な原因
- 傷つきたくない
- 嘘をつくことで罪悪感を感じる
- 自分に正直でいたい
- 人を信用しやすい
- 正義感が強い
嘘をつけない人は、自分に対しても他人に対しても正直でいたいと考えています。
それ自体は大変素晴らしく、嘘をつかないということは信用できる人と言えます。
しかし、それが災いして人間関係において本人は相当苦労しているのです。
嘘がつけない人が人見知りを治すには、もっと自分を信じ、もっと自分を愛してあげることです。
「正直者が馬鹿を見る」ということわざがあるように、世の中を上手く渡っていくには、要領の良さが必要ですが、あなたにはそれができません。
だから、あなたは人に気を遣い、損することも傷つくことも多いかも知れません。
でも、そんなあなただからこそ敢えて言いたい。
キミは素敵な人です。
ボクはこれまであらゆる人間と関わってきましたが、ずる賢い奴ほど得をしているというのは本当のことですが、最終的に人から愛されるのは、キミのような嘘をつけない正直者の人です。
だから、そんな馬鹿正直な自分を、あなた自身がもっと信じて、もっと愛してあげて欲しいのです。
自分のことを信じ、愛することができれば、ありのままの自分でいることに誇りを持つことができます。
そうすれば、キミは自ずと誰とでも自然に接することができるようになります。
コミュニケーションにまつわる問題のほとんどは、自分のことを信じ、好きになることで解決することができます。
もし、ありのままのあなたを否定したり、拒絶する者がいても、気にすることなど全くありません。。
価値観が合わない人はどこにでもいるし、そもそもすべての人に好かれることなど不可能です。
ただ、仕事(上司、同僚、チーム)で合わない人がいる場合、どうしても好き嫌いだけでは片づけられません。
このような場合はどうすれば良いのでしょうか?
残念ながら他人を変えることはできないので、あなたが変わるしかありません。
変わるといってもあなたの価値観や生き方を変えるわけではありません。
変えるのはコミュニケーションです。
ここでいうコミュニケーションとは、捉え方を変えるということです。
職場などで価値観の合わない人と接す時は、相手の価値観を尊重し、「こういう考え方の人もいる」と、単純に割り切ってしまえば良いのです。
割り切るコツは、「否定はしない」、「自分の考えと比べない」、「理解しようとしない」、「一般化しない」ことです。
目の前にいる人は、自分とは違う生き物だと思えば良いのです。
また、その人と接する際は、心の中で暗示やおまじないを唱えることもおすすめです。
決して相手の考えに一喜一憂して感情に振り回されないようにしましょう。
過去に人間関係のトラウマがある
過去に人間関係で失敗したり、傷ついた経験があると、人見知りになってしまうことがあります。
過去に人間関係のトラウマがある人が人見知りになる主な原因
- 再び傷つきたくない
- 人間不信になっている
- 思い込みが激しい
- 人が怖い
過去に人間関係で大きな傷を負ってしまうと、人見知りになってしまうのも無理はありません。
無理はないのだけれど、もしあなたがそのことで人生において不都合を感じているのなら何とかするべきです。
先に述べておきますが、あなたが抱えているトラウマを決して軽んじるつもりはありません。
また、誤解のないように言っておきますが、これから話すことは単なる精神論ではなく、脳の特性を活かした方法なので活用する価値は十分にあります。
では話を戻します。
過去に人間関係のトラウマがある人が人見知りを治すには、トラウマの捉え方を変えることです。
具体的には、トラウマがあったことを自分の人生のプラスになるように意味づけを行うことです。
そんなことができるのか?
簡単ではありませんができます。
どうすればトラウマをプラスにできるのか?
それは、自問自答することです。
例えば、以下の問いを自分の問うてみて下さい。
- トラウマがあったことで学んだことは?
- トラウマがあったことで良かったことは?
- トラウマをこれからの人生に活かすとすれば?
おそらく今のあなたは、「そんなものあるわけない!」と感じていることでしょう。
それでも自問自答して下さい。
たとえすぐに答えが出なくても、根気よく自問し続けて下さい。
実は、人間の脳というのは問われるとその答えが出るまで問いを止めないという性質を持っています。
身近な例で説明します。
例えば、あなたがある映画に出演している俳優の名前を忘れたとします。
いくら思い出そうとしても出てこなくて、その場にスマホやPCもなく調べられなかったので、その場では諦めたとします。
その後、俳優の名前を忘れていたこと自体を忘れてしまいます。
ところが、数時間経った後、風呂に入ってい湯船に浸かってリラックスしている時になぜかふと思い出す。
「そうだ、あの映画に出ていた俳優の名前はジェイソン・ステイサムだ!」
これに似た経験はキミにもきっとあるはずです。
人間の脳と言うのは、たとえあなたが意識のレベルで問いを止めたとしても、潜在意識(無意識)のレベルではずっと問いの答えを探し続けています。
さらに、脳というのは正しい問いを問えば、正しい答えしか導き出さないのです。
分かりやすい例で説明します。
例えば、あなたが壁にぶち当たったとします。
そんな時、下記の2つの問いの内、どちらを問えばあなたは壁を突破できるでしょう?
- 「なぜ上手くいかないんだろう?」
- 「何があれば上手くいくだろう?」
どちらも同じ質問のように思うかもしれませんが、その答えは全く違います。
1の「なぜ上手くいかないんだろう?」と問えば、上手くいかない所が次々と出てきます。
2の「何があれば上手くいくだろう?」と問えば、上手くいくために必要なものが出てきます。
このように、正しい問いを問えば、脳は正しい答えを導き出してくれるのです。
これをトラウマに活用すれば、どんなトラウマでも良い答えを導き出せます。
例えば、「トラウマのおかげで学んだことは?」と問うてみると、こんなことが出てくるかも知れません。
- トラウマのおかげでより強い自分になれた(なれるかも知れない)
- トラウマのおかげで同じ経験をした人の気持ちを理解してあげられる
- トラウマのおかげで当たり前の小さなことに幸せや感謝を持てるようなった
など、正しい質問を問うと、トラウマでさえも自分のプラスにできるということが分かるでしょう。
人と接する機会が少ない
人と関わることが少ない環境にいると人見知りになることがあります。
人と接する機会が少ない人が人見知りになる主な原因
- 生活環境や仕事環境で人と関わることが少ない
- 友達が少ない|いない
- 同じ人としか接していない
- 引きこもりになっている
人と接する機会が少ないとどうしても人見知りなってしまっても仕方ありません。
人と接することが少ない人が人見知りを治すには、人と接することに慣れることです。
「なんだそんなことか・・」と、あなたは思うかもしれませんが、コミュニケーション能力の向上、会話力の向上、コミュ障克服などは、場数を踏んで慣れることが一番効果的です。
実際、高額のコミュニケーションセミナーなどに参加して教えてもらえるスキルやテクニックはほとんど役に立ちません。
厳密に言えば、役に立たないというよりも、使いこなすことのできない「机上の空論」がほとんどです。
そんな使えない机上の空論よりも、実際に実践していく中で身に付けていく生きた教材の方が遥かに役に立ちます。
ただ、そもそも人と接する機会の少ない人は実践するにも環境がないので実践しようがありません。
このような場合はどうすれば良いのか?
そんなことは簡単に解決することができます。
今すぐスマホでググれば腐るほど人と接する機会を見つけることができるはずです。
例えば、
- 興味のあるイベントに参加する
- ボランティアに参加する
- 自分に合うコミュニティのオフ会に参加する
- 街コンに参加する
などなど、人と接する機会はたくさんネットの中に落ちているので、その気になればたくさん拾えるはずです。
ただ、それも億劫で一歩踏み出せない人は、専門家を相手に慣れれば良いでしょう。
例えば、
- 無料やお試しのカウンセリングを受けてみる
- 無料やお試しのコーチングを受けてみる
- 無料やお試しのセラピーを受けてみる
など、コミュニケーションの専門家を相手にすれば、あなたの悩みや状況を汲んでくれるので、普通の人と接するよりも断然安心感があります。
ちなみにボクも専門家としてたくさんのコミュ障の方をコーチングしていますが、皆さん最初こそ緊張されていますが、会話が終わる頃にはすっかり自然に会話ができているし、2回目以降はさらに慣れて自分に自信を持たれています。
もし他人と接す機会が少ない人は、ぜひネットで探してみてはいかがでしょうか?

ボクも専門家の一人としてあなたのお役に立つことができます。
興味がある方はこちら(無料相談)をご活用下さい。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
大人の人見知りは様々な要因があり、それらが複雑に絡み合っています。
しかし、原因を理解し、解決策があることを知れば、諦めることなど全くありません。
ただ、記事を読んで分かったふりをしているだけでは何も変わりません。
勇気を出して実践して下さい。
実践さえすれば、あなたの人見知りは必ず克服できるます。
今回の記事があなたのお役に立てることを願っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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