コミュ障の人が仕事やバイトに就くことは大変難しいことです。
ボクも元コミュ障だったからその大変さは身に染みて分かります。
コミュ障の人は人間関係の少ない仕事を探そうとするわけですが、そう簡単に都合の良い仕事は見つかりません。
そもそも、コミュ障だからという前提で仕事を選ぶことにかなり無理があると言えます。
もちろん、コミュ障の人にとってコミュニケーションを行うことや人間関係を築くことがどれだけ大変なことなのかを十分理解した上での発言です。
それでも、ボクは敢えてあなたにはコミュ障を前提に仕事選びをして欲しくないと願います。
あなたには、あなたが持つ能力や可能性を最大限発揮できる仕事を選び、活躍して欲しいからです。
「そんなこと言ったってコミュ障なんだから仕方ないじゃないか!」というあなたの悲痛な叫び声が聞こえてきそうですが・・
そこで今回は、コミュ障の仕事について、元コミュ障であり、現在コミュ障で悩む人をサポートしているボクが本音で語ろうと思います。
ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
コミュ障にもできる仕事とは?
コミュ障にもできる仕事とは、職場内での人間関係が少なく、業務が対人関係のない(接客や営業など)ものです。
例えば、
- 新聞配達
- ポスティング
- ティッシュ配り
- 交通量調査
- ガードマン
- 清掃作業
- 工場の流れ作業
- ホテルのベットメイキング
- 在宅ワーク
- ライター
- アフィリエイト
などが、コミュ障でもできる仕事として挙げられます。
どれも立派な仕事であり、世の中になくてはならないものですが、あなたはこれらの仕事に本当につきたいと思うでしょうか?
もちろん、生活のために今できる仕事に就かなければならないことは十分理解しています。
それを理解した上で、あなたの本当の心にアクセスします。
あなたはコミュ障だから仕方なくやる仕事に就きたいですか?
それとも、チャンスがあるのなら自分の能力や可能性を最大限発揮できる仕事に就きたいですか?
自分の心の声に素直に耳を傾ければ答えはすぐに出るはずです。
コミュ障の特性を活かした仕事に就く
コミュ障の人はコミュニケーションが苦手なだけで、スペックの高い人が非常に多い。
そのスペックを上手に活かせば、人間関係の少ない仕事で人並み以上に稼ぐことができます。
スペックを活かす仕事とは?
いわゆる、スペシャリストや職人と言われる専門性の高い仕事のことです。
例えば、
- プログラマー
- システムエンジニア
- クリエイター
- デザイナー
- 研究者
- トリマー
- 建築業
- 造園業
- 農業
など、専門職は極力コミュニケーションを行わず、黙々と作業に没頭できるので、コミュ障でも務まります。
例えば、トリマーを例に挙げれば、相手は犬や猫なので、コミュ障は関係ありません。
トリマーだって飼い主であるお客様と接客しなければならないじゃないか!と、あなたは思うかも知れませんが、お客様はトリマーと話をしに店に来ているわけではありません。
お客様は自分の可愛いワンコを素敵にトリミングしてもらうために店に来ます。
どれだけ接客が素晴らしくてもトリミングが下手ならお客様は店には来ません。
接客は必要最低限(少々不愛想)でも、トリミングの腕さえあればお客様はたくさん店に来ます。
高い専門性によって良い仕事さえすれば、コミュ力の低さは十分カバーできるのです。
もちろん、専門性を磨くための努力は必要になりますが、コミュ障にとってコミュニケーション抜きで勝負できる仕事としては、非常に可能性のある仕事であると言えます。
この時代パソコン一台で稼げるチャンスがある
もしあなたが文章を書くことが得意(好き)なら、Webライティングの技術を身に付けることで、ブログで稼ぐことができるかも知れません。
いわゆる、ブロガー(アフィリエイター)と言われるものです。
ブログでどうやって稼ぐのかと言うと、仕組みはこうです。
Googleなどの検索ユーザーのニーズをくみ取り、ニーズに応える役立つ情報を提供することで、ブログに訪問者を集め、ブログ内に貼った広告(Google広告)をクリックしてもらうことで広告収入を得ることができます。
また、記事の情報に関連する商品やサービスを紹介して成約報酬を得るアフィリエイトもできます。
ボクは、コミュ障の人はライティングの技術さえクリアできれば、ブロガーに向いていると密かに思っています。
その理由は、コミュ障の人は真面目で、根気強く、一つのことをやり遂げる能力に長けている人が非常に多いからです。
また、コミュ障の人は相手の気持ちを敏感に察知する能力が高く、人の心に寄り添うことができる人が多い。
コミュ障の人はそれを他人に対して上手くコミュニケートできないだけです。
でも文章だったらどうでしょう?
文章なら直接他人とコミュニケーションを交わすわけではないので、自分のペースで自分の想いや考えを表現できるのではないでしょうか。
ただし、ネット上に蔓延るパソコン一台で簡単に稼げる!というような甘い謳い文句を鵜呑みにしてはいけません。
なぜなら、どんな世界も楽して簡単に稼ぐことはできないからです。
それでも、ネットビジネスはあなたのやる気次第では驚くほどの成果を上げることができるので、やってみる価値は十分にあると言えます。
あなたの得意をお金に変えることができるかも知れない
ネット社会の現代においては、パソコンとスマホさえあれば人並み以上に稼ぐことができます。
例えば、その代表格がYoutubeです。
夢物語と思うかも知れませんが、実際多くのコミュ障の人がYoutubeで稼いでいるのをあなたは知っているでしょうか?
コミュ障がどうやってYoutubeで稼ぐのか?と思うかも知れませんが、アイデアとコンテンツ次第では十分稼ぐことができます。
しかも、顔出しも会話もなしでです。
今回はYoutubeでの稼ぎ方の話ではないので詳しくは話しませんが、例えば、ゲームプレー、ハウツー、商品のレビュー、クッキング、ニュース、アウトドアなど、趣味の延長線上にある自分の得意や興味で稼ぐことができます。
例えば、あなたがアウトドアが好きなら、撮影と編集に工夫を凝らせば、人気のチャンネルを運営できるかも知れません。
まき割りから火おこし、食材の調達、アウトドア料理の調理などを撮影した動画は非常に人気のあるコンテンツです。
説明などは会話せずともテロップを活用すれば良いのでコミュ障の人でもできます。
少しニュアンスは違うかも知れませんが、コミュ障芸人のヒロシは、一人キャンプの動画を配信し人気を博しています。
他にも、あなたが熱帯魚が好きなら、アクアリウム(水生生物の飼育設備で、小規模な水族館のようなもの)のレイアウトを紹介する動画も人気です。
あなたが一人でバイクに乗るのが好きなら、アクションカメラをヘルメットの装着し、走行動画(モトブログ)を配信するのも人気があります。
アイデアと行動力さえあればYoutubeで広告収入を得ることができるのです。
もちろん、仕事として生活するレベルまで稼ぐのは大変かも知れませんが、本気でやれば信じられない収入を得ることができる可能性があることは事実です。
コミュ障にできる仕事は10年後なくなる?!
ここまで色々と話してきたが、コミュ障の仕事事情について非常にショッキングな話をしなければなりません。
ご存知の通り、社会は急速な勢いでAI化が進んでいます。
10年後の世界はさらにAI化が進み、今までと全く違う世界になると言われています。
現在日常的に行われている仕事の49%がAIが受け持つようになり、ほとんどの人がこれまでとは違う仕事に就くことを余儀なくされます。
つまり、人間はAIにはできない能力がなければ仕事にありつけないということになります。
AIにできない能力とは?
それは言う間でもなく、コミュニケーション能力です。
これまではコミュニケーション能力がなくても仕事さえやれば当たり前のように給料をもらえていた人も、これからはそうはいかなくなります。
コミュニケーション能力の必要性は、決して仕事だけの話ではありません。
AI化が進んで世の中がどんどん便利になっていくと、その一方で人はより人間らしさを求めるようになると言われています。
それは、血の通った人間同士がコミュニケーションを通して心の交流を深め、人間社会をより豊かにしていく時代になるということです。
このことからも、これからの時代を生き抜くには、これまで以上にコミュニケーション能力が必須になるということです。
それは、言い換えれば、コミュ障では生きてはいけない時代になると言っても過言ではないということです。
今ならまだ間に合います
あなたは今、コミュ障であることを前提に仕事を選ぼうとしています。
しかし、あなたにはコミュ障を克服するという選択肢があることを知って欲しいのです。


コミュ障を前提に仕事を選ぶのではなく、コミュ障を克服して自分の能力や可能性を最大限発揮できる仕事を選ぶという選択肢があるということです。
もちろん、それがどれほど大変なことなのかは十分過ぎるほど理解しています。
しかし、仕事はあなたのたった一度しかない人生に最も大きな影響を与えるものです。
コミュ障だから仕方なく就くというのは余りにももったいない。
さらに、来たるべきAI時代に人生を左右されないような仕事を選ぶためには、どうしてもコミュ障を克服する必要があるのです。
煽るわけでも、脅すわけでもなく、この先もコミュ障のままだとあなたの人生は大変なことになってしまうのは明らかです。
たが今ならまだ間に合います。
この記事を読んでくれているあなたは、少なくとも自分がコミュ障であることを自覚し、コミュ障を克服したいという気持ちが少なからずある人です。
ボクの経験上、あなたのような人はコミュ障を克服できる可能性が十分あります。
なぜなら、現にボク自身が重度のコミュ障を克服できたわけだし、現在ボクがサポートしているクライアントもキミと同じ状況にいた人たちだからです。
残念ながらコミュ障であることを自覚できていない人や、コミュ障を克服することを諦めた人(諦めざるを得ない人)には厳しい現実が待っているかも知れないが、あなたはそうじゃない。
あなたにはまだ十分チャンスがあります。
今ならまだ10年後の自分に後悔せずに済むのです。
ほんの少しの勇気を出してコミュ障を克服するための一歩踏み出して欲しい切に願います。

もしあなたが自分一人では一歩を踏み出すことができないなら、コミュ部はあなたを完璧にサポートすることができます。お気軽にお問い合わせください。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
コミュ障の仕事事情は大変複雑です。
コミュ障を前提に仕事を選ぼうとすると選択肢は少なく、あなたが本当に望む仕事を見つけることは難しいでしょう。
あなたの仕事選びの選択肢を増やし、尚且つ未来も食いぱぐれることのない仕事に就くためには、コミュ障を克服すること以外に道はありません。
あなたが接客業や営業職に就きたいというなら別ですが、一般的な仕事で必要なコミュニケーションスキル(主に報連相と上司・同僚との会話)なら、あなたにも十分身に付けることはできるはずです。
これを機に、あなたがコミュ障を克服することを決意し、望む仕事に就けるような一歩を踏み出すことを願い、心から応援しています。
今回の記事があなたのお役に立てることを願っております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント
こんにちは浅葉といいます。
コミュ障の仕事事情は
つらいことがあるのだろうなと
思っていました。
しかし、見方を変えればの部分が
面白かったです。
応援クリックしました。
浅葉様、コメントありがとうございます。
そして、応援クリック感謝致します。
そうですね、
コミュ障の方にとって仕事事情は切実な問題ですが、
見方を変えるとチャンスがあるということを、
ぜひ知って欲しいと思います。
コミュ障の人は皆優秀で能力が高いので、
今よりもほんの少しコミュ力を上げるだけで、
人生は劇的に変わると信じています。